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2019/08/21

かすりもしない投稿 没、没、没

だいぶ前の話だが、ある日突然「公募ガイド」から封書が届いた。中を見たら、ポストイットが入っている。なんだろう?と思って同封の文書を見たら、投稿した短編エッセイが「佳作」に入ったので、その賞品、という。
私は自分の投稿が佳作に入ったことを全然知らなかった。紙面には入選作1つと次点2つの3作しか載らないからだ。もう一度紙面をよく見たら、確かに佳作に名前があった。ポストイットが来なかったら見逃すところだった。

しかし、佳作にでも入ればまだマシなのである。
日本中、上には上が数限りなくいる。

「佳作」といえば、伊藤園のペットボトルに印刷されることで知られる「お~いお茶」の俳句にも投稿したことがある。「プレバト」の夏井先生の影響で、駄句を読むようになって結構経つ。NHK学園の通信教育を受けたこともあるけど、ずたずたに直されるのがショックで、2年ほどでやめてしまった(根性ないねえ)。それでも、昨年、5句くらい伊藤園に投稿した。そうしたら、もっとも駄作と思っていた句だけが「佳作」に選ばれ、ひどく大仰な賞状(笑っちゃう)と、その年に投稿された俳句の、入選から佳作までを集めた小冊子まで送られてきた。「佳作」では、ペットボトルに印刷されないにもかかわらず、だ。随分お金をかけているものだ。

夏井先生が「おうちde俳句」という、家庭の日常生活を読んだ句を募集していたので、これにもかなり投稿したが、全滅であった。「結果発表まだかな~~?」と思っていたある日、メールで、
「おうちde俳句の授賞式のDVDが発売されました」
という購入案内が来て、初めて全滅したことを知ったのだった。

私が年1回応募を続けている小説がある。富山県にある北日本新聞の文学賞で、なぜこれ投稿するかというと、総枚数が30ページだからだ。私は短編しか書けない。おととしは第●選考結果までひっかかったけど、去年はかすりもしなかった。

さて、これは実力もないくせに生意気な物言いかと思うのだが、選考する団体や選考委員の趣味に合わないものは、いくら内容が良くても没になるのでは、ということ。自分の個性や趣味に合った投稿先に送らないと、ちっとも割に合わないのではないだろうか。私が去年、伊藤園に送った俳句も、ほとんど川柳みたいな駄句だった。ペットボトルに印刷されている物を見ると、どうも伊藤園の趣味で、夏井先生だったら絶対「才能ナシ」にしそうな諧謔的なものが好きそうな感じがする。
北日本新聞社の文学賞は、最終選考者が「泥の河」で知られる作家の宮本輝氏だ。傾向と対策として、同氏の小説を数少ないながら読んだら、シリアスでちょっと根が暗く、しかも会話がほとんど大阪弁だ。関西人の宮本輝氏が最終選者なのだから、氏の好むものを書かないと到底通らないだろう。
そもそも私は、大阪弁や大阪文化が大っ嫌い。30枚は好みのページ数だが、来年から、投稿先を変えたほうが良いだろう。
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