「以心伝心」を文化に持つ日本人は、交渉事が苦手だ。外務省なんて、優秀な学生を採用しているらしいのに、外交にはちっとも力を発揮しておらず、欧米にもロシアにも支那、半島にもペコペコするばかりでやられっぱなしである。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」過ぎだ。諸国民を公正とも思っておらず、信義も置いて
いない諸外国とやり合えるわけがない。そのくせ、金だけは、唯々諾々と払って、ご機嫌をとったつもりになっている。
いわゆる「慰安婦」には、広告での募集に応募して採用された「プロ」の売春婦が少なからずいたことは事実だ。そして、強制連行をして性奴隷にさせたなどとは、あの、悪名高い朝日新聞社のねつ造であることも同新聞社自身が認めている。
それなにの、どうして政府はいまでも懸命に10億円という税金を払おうとするのか。
新聞によれば、岸田大臣は「具体的には医療や介護と言った使途を想定している」そうだが、バカを言うな。一旦渡してしまえば、その金をどう使おうと100%あいつらの自由ではないか。渡してしまった金の使途を払った側が限定できると思っていたら、大バカであるし、そんなことが「約束」で、「守ってもらえる」と考えるのは日本人くらいなものである。
それに、あの、世界のあちこちにある「少女像」、その撤去も条件としないなんて、何を考えているのだだろう。あきれて腰が抜けそうだ。もし10億円ももらったら、あの国のことだから、それを原資にあちこちに少女像を建て続けるに違いないのに。なぜこうも、この朝鮮売春婦のことともなると、日本政府は腰砕けになるのか。2度の原爆投下を「あれは日本に戦争をやめさせるために必要な行為だった」とにべもなく言い続けているアメリカ政府の爪の垢でも煎じて飲めばいい。韓国人のしつこさに倣って、アメリカ政府にせめて原爆関係者らの医療費くらい請求すればいいのだ。それに、慰安婦とやらの中には、日本人だっていたはず。日本女性たちのことは放っておいていいのか。放っているのは、ただ一つ、日本女性が大人しく、朝鮮婆どものように被害者意識丸出しで要求しないからだ。しつこく、主張して騒げば勝つと思っている暇でいやしい民族にあやつられてはならない。
いつも書いていて申し訳ないのだけど、71年前は売春は違法ではなかった。好ましいかどうかの議論はさておき、自らそっちの方面で稼ぐ女は沢山いたし、今でもあの国では盛んである。それを、20世紀終わりの人権感覚で見るから話がおかしくなるのだ。71年前のことは71年前の尺度で見るべきだ。
それと、政府関係者が男だけなのも悪い。こういう性関係の図式は、「男=強くて悪い=加害者」と「女=弱い=被害者」の単純な見方で裁かれやすい。しかし、朝鮮婆にはプロの売春婦もいたのだから、70年以上経ってもまだ被害者ニダのふりをしているとしたら、相当な悪者ぞろいだ。しかし、男性の政治家がそんなことを口にしたら、「日本はひどい国ニダ」と火病を起こして発狂するのは目に見えている。こういうときこそ、女性の政治家が出て行って交渉にあたるべきではないのか。公募に応じてきたプロどもがいるという事実を、女性政治家たちが毅然として指摘し、我が国の主張はきちんとすべきではないか。そういう役を買って出られる女性政治家は、いまだいない。稲田大臣の理性と、田中真紀子のような凶暴さを兼ね合わせたような人がいいのだが。
とにかく、少女像の撤去も条件にせず10億円もどぶに捨てるのは猛反対である。
こういう政府を見ていると、情けなくて本当に泣きたくなる。