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2016/04/30

「世界の鯨」ポスター

私は捕鯨賛成派だし、元グリーンピース賛同者だったアメリカ人旦那に鯨を食わせて、彼を鯨肉愛好家に転向させた話はたびたび書いた。
さて、先日、恐竜博を見に久々に上野の国立科学博物館に行ったのだが、おみやげコーナーに、私がずっと壁に貼ってあった「世界の鯨」ポスターのuodate版が販売されていたのを見て、速攻で買ってしまった。

鯨目(クジラモク)って、学名だと「cetacea」になるのだ。「鯨学」という学問の分野は「cetology」という。こんな英単語、覚えていたって、外資系企業勤務でも絶対に使わない。「Cet」ってラテン語でどういう意味なのだろう。



これが今回買った2014年4月発行の第4版。私が持っていたのは1990年8月発行の第1版だ。
双方比較して、何が変わったのか調べてみたら、

新種として、大型の種類だと、「カツオクジラ」(左上から4種目)、日本で発見された「ツノシマクジラ」(左上から6種目)、「クロミンククジラ」(中の上。ナガスクジラ、ホッキョククジラの下)、など、9種類が加わっている。分類研究が進んで別個の種だとされたものもあるようだ。 

消えた種類として、「インダスカワイルカ」「ウスイロイルカ

無かったイラストが正確に加わったものは「タイヘイヨウアカボウモドキ」(右上から3種目。存在を知られてはいたが、ついに死体の確保に成功したらしい)

なにせ、どれも被写体がでかいから、安易に捕まえてきて解剖するわけにもいかない。Cetologistsの皆様、ありがとうございます。

いつも不思議に思うことは、マッコウクジラ(左上から8種目)の頭だけ、どうしてあんな四角い形状なのかということ。他にコマッコウ、オガワマッコウというコマッコウ科の2種、それから、ゴンドウ各種の頭もそれっぽいが、マッコウクジラの頭のデカさは異様。水の抵抗を受けて泳ぎづらくないのだろうか。神様に理由を聞いてみたいものだ。

ちなみに、クジラとイルカの区分は、大体、体長5メートルを超えるかどうからしいが、明確な線引きは無いそうだ。






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2016/04/29

夏樹静子著「椅子がこわい」

たま~~に、腰痛をやらかす。最近もやったので、あれ、まずいと思ったが、湿布を貼ったら数日で治り、ホッとした。持病になっている人も多いだろう。NHK「ためしてガッテン!」によると、腰痛の原因の85%は「不明」なのだそうだ。しかも、ヘルニアとかの明らかな異常以外に、心因性のものも多いらしい。へえ、心が腰痛を?

腰痛に関する名著として、最近亡くなられた夏樹静子さんの「椅子がこわい」、私のようにさほど腰痛を起こさない人間でも知っている本がある。図書館から借りてきて、やっと読み終わった。
彼女は、54歳で発症して3年あまり、激しい腰痛でのた打ち回った。この本は「遺書になるかもしれない」と書いておられたほどだ。

夏樹氏は、かかりつけ医師にはじまり、腰痛を治した体験のある人たちから「私は○○先生にかかったら治りました」という話を聞きつけては、ありとあらゆる医師や鍼灸師、氣功、カイロプラクティック、温感マッサージ、手かざし、等々、わらにもすがる思いでかかり続けていた。ネタバレになってしまうが、最後の最後で、「夏樹静子という名前を支えきれなくなった心因性の腰痛」だと見ぬいて、絶食療法を指示した医師の下、やっと回復するのである。

この本を読んで思ったこと。
1.西洋医学が絶対に良いとは思っていないが、東洋医学というのも相当いい加減だ、ということ。たとえば、夏樹氏は、それまで、開腹手術を4回も受けていたが、西洋医学では誰も問題にしなかったけれど、東洋医学系の人たち(鍼灸カイロ等)に手術歴を話すと、ことごとく「それが腰痛の原因だ」と指摘した、という。

2.上に続くが、評判の良いある盲目の鍼灸師(マッサージ師だったっけ?)が彼女の腰を触り、「尾てい骨がずれているのが原因」「肛門から手を入れてズレを直せば治る」のような見立てをしたが、西洋医学の医師は、彼女のX線写真を見て、「ちっともずれていないし、そもそも尾てい骨は尻尾の名残」として、それが腰痛に影響を及ぼす理由を完全に否定した。実際、尾てい骨をいじってもちっとも治らなかった。

3.私は東洋医学でよく聞く「これは体を冷やす」「これは体を温める」の分類を信じられない。これを食べれば温まると言われる食べ物で体が温まった経験も、逆に、これを食べると冷えるという食べ物を食べて体が冷えた経験も無い。食べ物が原因で「温まる」「冷える」というのはどういう状態を指すのだろう?水泳も、西洋医学の医師には「筋肉を付けて腰痛を防ぐのに効果がある」とされているそうだが、東洋医学だと「体を冷やすのでしてはならない」ことになるらしい。「冷やす」「温める」ってそんなに根拠があるものなのだろうか?

4.誰にかかれば治るかは、はてしなく運に近いという事。夏樹氏も、かかりつけ内科医からはじまり、複数の整形外科医、心療内科医、精神科医と数えきれない医師と、上記の医師ではないが東洋医学系の施術者らを訪ね歩いた。しまいにゃ、坊さんに頼ったりもした。人脈もありお金もあったのだろう。ここまで辛抱強くさまざまな手法を求め、医師を訪ねる気力体力資金はなかなかないと思う。

ともあれ、腰痛に悩む方には一読をお勧めしたい。

それにしても、医師免許ではない、鍼灸師とか氣功とはマッサージ師とかカイロとか柔整とか、ちまたにはいろんな資格で看板を出している人たちがたくさんいる。私はああいうところには一度の例外を除いてかかったことがない。彼らに、重篤かもしれない人の体をあれこれいじらせて良いものなのだろうか?激しく疑問である。
例えば、私の母が、激しい腰痛を訴えていたときのこと。藁にもすがる思いで、人から紹介された鍼灸師の出張サービスを呼んだ。鍼で一瞬楽になったものの治療にはならなかった。母は、実は、大病院でMRIを撮った結果、感染症にかかっており、筋肉の中に膿がたまってそれが神経を圧迫していたことが判明した。腰痛なら腰しか診ない、そういう施術者は危ないのではないか。

2016/04/28

なんでこんな店名なの?「スケベニンゲン」

銀座に実在するお店。目を疑った。いったん通り過ぎたが、写真を撮るために戻ってしまった。



イタリア語なんですかね?ネットで検索したらいっぱいひっかかってきた。

「スケベ」つながりでもう1枚。



横浜にも、ストリップ劇場があるんだ、と思った。
場所は黄金町。映画館もある町で、なんつーか、横浜の浅草っぽいところなのかな。
とは言っても、私は生粋の浜っ子ではないから、知ったかぶってはならない。
男性は5000円、女性は3000円で入れるようだ。
一度見に行ってみようかな。

2016/04/27

キツネにつままれた。「なんでここから出てきたの?」

ごく、たまにしか使っていなかった通勤用A4サイズバッグがある。
のA4バッグは、クタクタになってきた。それでも平気で使っているが、終業後、ある人に会いに行くことになったので、きちんとした物を持って行こうと、その、たまにしか使わないバッグを持って行った。

帰宅して、バッグの中身を取り出した。
全部の物が出たかな?と思い、念のため、ひっくり返して、上下にブンブン振った。
そうしたら、ポトっと出てきた、あるモノ。
1GBのUSBメモリー。

あ~~、これ、捜していたんだよ~~。

会社で撮影した写真を、各自に配ってあげるのに使っていたんだ。
突然なくなってしまったUSBメモリ。自費で買って、高かったんだよ~。
どこになくしたか、全然わからないまま、2年くらいは忘れていた。
それが、今頃、どうして、このバッグから出てきたのだろう。
このバッグに入れる理由が思い当たらない。
まさに、キツネにつままれた思い。

たぶん、どんな人にも、これと同じ経験があるでしょう。

2016/04/26

新エンブレムの感想

前回よりは公正な方法で決まった五輪の新エンブレム。


出来レースだったサノケンの弔旗よりはずっと良いですが、なんか、地味ですね。
五輪という祭典のワクワク感、高揚感が見て取れません。
私を含め、「市松模様」というものを理解していない人にも、納得しにくいものだと思います。
色も、地味な藍一色でなく、もっとカラフルにしたら良いのに。
それにしても、「野老」という珍姓にはぶったまげました。この人、これまでの人生で、この名字の説明に通算何百時間かけてきたことか。
もうちょっとびっくりしたのは、あの老け顔でまだ46歳だという事実。

でも私はこれが一番好きだ~!
招致ロゴ!




2016/04/25

小さな貢献

先週、日赤に義捐金を振り込んだけど、今回は、これ。



300グラム入り。味噌を買いに行ったところ、「熊本味噌」とあったので、反射的に買った。小さな、本当に小さなことだけど。

熊本や大分と言えば、阿蘇山という大火山があり、温泉が湧き出る土地。それなのに、どうしてこれまで地震はノーマークだったのだろう。火山活動と地震活動はあまり関係ないのかな。

地震保険の料率を決めるベースは、地震学会とやらが作成し発表する「震度●の地震が起こる確率は◎%」マップだと聞いた。


それ以外、頼るものがないから仕方ないとはいえ、「地震が来る来る」と言われ、高い保険料を払っている静岡、愛知、三重、和歌山、高知などは大きな地震が無く、岩手県、熊本県は地震の少ない地域に分類されているらしい。


2016/04/23

はずれた地震予知「マグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する」

またまた東大の地震学者、ロバート・ゲラー教授のTwitterから転用しちゃいます。




    

東大発表の「首都直下地震4年以内に70%」に東大内から異論

2012.02.29 16:00

「マグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する」

 今年1月、東大地震研究所(地震研)の研究データが明るみに出ると、テレビや週刊誌が一斉に「首都潰滅」を煽った。何しろ地震研と言えば、日本の地震研究の権威である。これまでの予測とはまったく意味するものが違うと考えた人は多いだろう。しかしこの発表のみならず、日本のこれまでの地震予知自体に、「信憑性なし」と異論を唱える声が、同じ東大から上がっている。以下、ロバート・ゲラー東大教授の解説である。

 実は、この「4年で70%」という「試算」は、地震研の酒井慎一准教授らの研究グループが昨年9月、地震研談話会(所内ゼミナール)で発表したもので、当時はほとんど話題にならなかった。ところが今年1月下旬、読売新聞がメンバーのひとりである平田直教授のコメント入りで1面で報じたとたん、新聞各紙、テレビ、週刊誌が競うように飛びついた。 (以下略)

こんな「予知」が4年2か月前にあったのですね。またも外れですね。
私は前から、この、「●年以内にマグニチュード◎クラスの発生確率はXX%」
という役にも立たない発表の意味が理解できない、と書いてきた。
税金から予算をもらっている以上、なにか研究しているというパフォーマンスに使われるのだとしたら、腹立たしい。外れたら、外れるごとに、予知研究とやらに使われる予算を削減してしていったらいい。その分、防災と被害者救済に使おう。
我々が欲しい情報は、「何月何日に震度◎クラスの地震がどこで起きる」というピンポイント予測だけである。
上記の予知は、人を騒がせるだけの結果に終わった。
それとも、「70%の反対、つまり、起こらないという30%が当たったのだ」とでも?
予知ができない以上、日本では、地震はいつどこで起きてもおかしくないという認識で生活していかなければならない。日本は本当に良い国なのだが、地震の多さがネックだ。
そして、それを堂々「お祝います」と公言し、あざわらう支那人、韓国人は、恥を知れ。あ、そういっても彼らに「恥」の概念はないから無理か。

2016/04/22

不治テレビって本当に何やってもダメなのね

昨日、新聞の三面の下に出ていたのをたまたま見つけた。

「外国人等の議決権に占める割合の公告

平成28年3月31日現在、外国人等(中略)の有する議決権数の当社議決権総数に占める割合は、19.99%となっておりますので、放送法第161条第2考及び同施工規則第203条によって公告いたします。

株式会社フジ・メディア・ホールディングス」

19.99%って、なんかギリギリくさい、変な数字だ。あの局だから、半島系の人たち?と思ったが、他局を調べたら、日テレも全く同じ19・99%であった。どうやら、放送法の規定では、外国人等の株主が2割以上を占める場合は、株主名簿に記載又は記録することを拒むことができるそうなのだ。つまり、外国人株主は、株主総会に招集されず、従って議決権も行使できない、ということである。
で、もうちょっと調べたら、日テレの場合、「株主名簿に記載されていない方は株主ではないとのスタンス」で「配当なし」としている反面、不治テレビの場合は、配当を払っているそうだ
ちまたの株式投資家は、議決権には興味なくとも、配当さえもらえればよいと思っている人が過半のはず。しかし、こと放送局となると、「韓国マンセー」「支那万歳」みたいな提灯報道がされる恐れがあるから、このような制限がかけられているのだろうか。そして、もし、本当は20%以上だとしても、「株主名簿に名前を書いていないから把握できていない」ということはないだろうか。

福山雅治とか、シャーロット・ケイト・フォックス、芦田まななんて人気者をこれでもか、これでもかと動員しても、ちっとも視聴率が伸びない不治テレビ。福山さんでも駄目なら、もう打つ手がないのでは。彼らも、今の不治テレビによく出演OKしたなあ、と思う。
そういえば、SMAP騒動のとき以来、スマスマって新たに収録したVを放送しているんだろうか。最近、SMAPも本当に見なくなって、代わりに、「嵐」がものすごい台頭している。松潤君の方が月9の勝者となった。


フジ社長 福山月9苦戦は「裏に食われた」

デイリースポーツ 4月22日(金)15時31分配信

フジテレビの亀山千広社長(59)が22日、局内で定例社長会見を開き、福山雅治(47)主演の月9ドラマ「ラヴソング」や芦田愛菜(11)と米女優シャーロット・ケイト・フォックス(30)のW主演作「OUR HOUSE」など視聴率が伸び悩んでいる同局のドラマについて所感を述べた。

 「ラヴソング」(月曜、後9・00)は11日にスタートし、初回の平均視聴率は10・6%。日曜では90年代前半のフジのドラマ黄金期を築いた野島伸司氏脚本で挑んだ「OUR HOUSE」の17日の初回が同4・8%と、苦しいスタートとなった。

 亀山社長は「ラヴソング」について、「(視聴率は)たくさんあるにこしたことはないですが、(ネット上で見逃し視聴が可能なサイト)『+7(プラスセブン)』では、一番良かった『いつ恋(いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう)』よりも上回ったと聞いています」と反響は大きかったと説明。1月期の月9ドラマ「いつ恋」の全話平均視聴率は9・7%と月9のワースト記録を更新していたが、等身大の若者の恋愛ストーリーに共感する声がネット上で相次ぐなど、評価は高かった。

 一方で、「激戦区、裏の番組に食われたのかなという悔しさと、ちゃんと見るべき人は見てくれているのかなという安心感はある。世帯視聴率ではとってほしかったという気持ちはあります」と視聴率には悔しさをにじませた。

 “日9枠”の「OUR HOUSE」については、嵐・松本潤主演のTBS「99.9-刑事専門弁護士-」(15・5%)との直接対決に敗れた形。「ドラマとしては胸を借りる枠だと思う。スタッフ的にはもう少し戦えるんではないかと思ってつくっていたと思います。そういうことも含めて、視聴習慣のみならず、話題づくり、見てみたいと思わせる、後方支援があってしかるべきだったかなと」と、ドラマの内容だけではなく、宣伝・広報やマーケティングの面で、もっと作品をバックアップする必要があると分析した。
2016/04/21

囲碁

将棋のルールはわかるのだが、囲碁はさっぱりわからない。
新聞に出ていた解説によると、陣地を取るゲームらしいが、オセロだと面がびっしり埋まるまで白黒の石(と言ってよいのかどうか)を置くのに、囲碁はそうでもない。死んだ父は囲碁も将棋も上手だったが、古き昭和のおやじは結構囲碁将棋をたしなむ人が多かったようだ。
7冠を同時に独占するというのは史上初の快挙だそうで、地震のニュースがなかったらもっと華々しく報道されていただろう。しかし、まだ26歳、挑戦者も22歳、ひいぇ~、二人ともなんという若さ。こういう勝負の世界でプロとして生きていける人は、幼稚園や小学校のころから非凡な才能を発揮する精鋭なのだろう。

囲碁将棋、その他、麻雀とか勝負事は、断然、男の脳の世界。女流プロもいるけれど、女流名人という人は、男性のプロと比較すると何段(級?)くらいに相当するのだろう。こればかりは、脳の差であって、仕方がない。

過去ネタ「女性と勝負事」 http://blogs.yahoo.co.jp/mymomomi/36290516.html

「ヒカルの碁」という人気漫画があったそうで、それを読んで囲碁の世界を目指した子供も沢山いたそうだ。「キャプテン翼」を読んでサッカー選手を志した選手は、日本のみならず、メッシなど今日の世界的プレイヤーにも多い。「ブラックジャック」を読んで医師を志した人も多い。日本の漫画のなんと素晴らしいことよ。
2016/04/20

ある程度は不潔に耐性を持とう

今日、日本赤十字へ1万円寄付した。自分が大地震を数回経験しているので、地震があると他人事ではない。

毎週水曜日は、産経新聞に曽野綾子さんのエッセイが載るので、必ず読むようにしている。
今回は、地震に関して言及するだろうと思ったら、その通りだった。
曽野さんは、災害に対する日本人の対応能力が弱まっていることを常々危惧しているが、今日のエッセイにも同じことを書かれていた。
石が3個あれば、鍋をかけて煮炊きができる。アフリカでは、人が移動する際には、石3個を携帯するという。大震災の際でも、コメと飲料水をかきあつめ、石3つで即席こんろを作り、廃材を集めれば煮炊きができるのに、そういうことをしなくなった日本人の貧弱さをたびたび指摘しておられるが、そのとおりかもしれない。
こんな非常時でも、日本人は真面目だから、コンビニやスーパーがもう熊本で営業を開始している。
そして、みんな辛抱強く列に並ぶ。こういう際に暴動や商品の略奪が全く起きないというのは、日本以外の国では考えられないことだろう。それだけでも、日本人がいかに優秀な民族か誇らしくなる。しかし、なんとかして煮炊きをしようという発想をしなくなった日本人は、元気で体力のある人でも、まずもう、コンビニに行き、コンビニで売られる出来上がった食べ物を頼ることしか発想できなくなってきたらしい。あまりに便利すぎる世の中に生活していることの落とし穴かもしれない。

今回、自衛隊の災害対策用車両として、「風呂車両」があるのを知ってびっくりした。お風呂がなくては生きていけぬ日本人らしい装置である。世界には、シャワーをさっと浴びるくらいで、お風呂なんて入らない人はゴロゴロいる。ヨーロッパの文明国でもそうだ。そこまでしてお風呂に入らないと耐えられない人がごまんといる日本という国とその国民は、潔癖過剰ではないかと、今回「風呂車両」を見て思った。
私は、子供の時、お風呂は2日に1回で、それで何とも思っていなかったのだが、成人したのち、ある時、人に話したら、その人は私を見て「きたな~~~~い」と叫んだ。何が悪いんだ、と思った。さすがに夏場はシャワーだけでも毎日浴びたけど、冬場だったら2日に1回で十分ではないかと思った。
いまでは癖になってほぼ毎日入るが、
「いざとなったら風呂なんざ1週間くらい入らなくたって死なないぜ」
と達観している人の方が好きだ。ここだけの話だけど、私は髪の毛ってそうしょっちゅう洗わない。長いので面倒なせいもあるが、作家の五木寛之さんが80歳を過ぎてあれほどふさふさしている理由は、滅多に洗髪しないことにあるらしいと聞いたからだ。これにまねて、私は、よくブラッシングはするけれど、冬はあんまり洗っていない。
私は災害時、風呂は後回しでもいい。風呂に毎日入らなくたって、死なないし、そもそも、生命に支障が生じるほどの不衛生など、泥に飲まれない限り、そう滅多にないと思う。