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2015/02/28

刑事罰年齢は15歳、選挙権は25歳で

川崎でおぞましい少年殺人事件が起こった。隣の市だし、クソガキの一味はまだ横浜あたりをうろうろしているそうだから、あんまり出歩かない方がいいかな。
あの凄惨なコンクリート詰め殺人事件のときも思ったが、クソガキは根が腐っているので、絶対再犯するということだ。仮に再犯しないにしても、まともな職につき、まともな人生を送ることはないだろう。少年法は「再生」を主眼においているが、法律を作る人は頭と育ちが良すぎて、法の理念が崇高すぎるから現実とマッチしないのだ。ああいうクソガキどもは、死刑にできないなら、離島に送り込み、農耕具と種と釣り具を与え、自分らで食っていけ、と放置しておけばよろしい。餓死しても知らん。

ネット時代の今、犯人の顔も氏名も全部バレバレ。いっそのこともう15歳から少年法ではなく刑法で裁いたらいい。義務教育を終えたら社会に出る子もいるので、そのへんでラインを引いてもいい。15にもなったら、していいことと悪いことの区別くらいつく。

反面、諸外国に合わせて、選挙権を18歳から、という動きが高まっているようだが、私は大反対である。これはむしろ25歳からでいい。選挙年齢を低くするのに最も熱心なのは、おそらく、一家そろって公明党に投票する、あの人たちだろう。私なんて20代のころは、マドンナブームとかそんなのに乗せられ、自民党は悪い党で、社会党あるいは土井頑張れと思っていた。そういう、政治や世の中に関する判断能力や知識がきわめて浅い世代に選挙をさせると、山本太郎を当選させるような始末になるだけ。日本で普通選挙が開始された当時のように、25歳くらいからでいい。

それにしても、あんなクソガキどもでも弁護士が付いて、「人権がある」「更生の機会を」とか言って延々税金で裁判が行われる。胸糞悪いったらありゃしない。弁護士に腹が立つのは、被害者の人権をちっとも守ろうとしないからだ。死んでしまったものからは、カネが取れないからに違いない。

今回の事件でどうしても解せないこと。殺されてしまった少年の母親の姿がちっとも見えないことだ。登校しないのに放っておく。学校から携帯に電話がかかってきても対応しない。息子がぼこぼこにされていてもどこにも助けを求めない。何なんだ。被害者の男の子も、まともな家庭環境にいなかったらしい。母親は、パートのかけもちをして家計を支えるのに精いっぱいだったとか聞いたけど、だとしたら、家庭の崩壊と貧困もまたこの事件の遠因だし、母親も共犯だ。





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2015/02/27

赤染衛門

昨日、ダル君の新しいパートナーが、離婚したばかりなのに速攻で妊娠したという話を書いた。
もしかしたら、民法の、「離婚後300日以内に生まれた子」として、法律的にはダルではなく前の夫の子とみなされる恐れもある。
ヤリたい人は、婚姻関係またはその解消の時期になど全く頓着しないでヤルので、法律は全く追いつけない。民法のくそ真面目なところは、妊娠というのが原則、婚姻関係に基づく性交渉、しかも相手は一人だけしかいないことを前提にして書かれているところだ。「父は常に推定でしかない」と民法界のことわざにある。300日問題も、推定ではあっても、子供の地位の安定のために父親を確定するのが主目的と言えようが、世の父は、「この子は俺の子だ」と信じるしかないのだ。

さて、この間なんとなくWikiで「紫式部」「和泉式部」そして「赤染衛門」を引いてみた。
なぜか急に、紫式部が、和泉のことを、
「あの女は素行は感心しないが歌は上手だ」
と褒めていたことを思い出したからだ。
紫式部は、あまり恋愛遍歴はなかったのだろう。和泉だってそうであった通り、昔も今も、ヤリたい人はヤル。それで、子供が生まれても、相手が誰だかわからなくたって、あの時代、女の子が家にいて、家督を相続し、男が通ってくる関係であったから、あまり困りもしなかっただろう。今の時代でも通い婚で良いのかも?
あ、話がそれた。紫式部は、やはり歌人として有名な、赤染衛門の人柄を褒めていたとも見たので、赤染衛門を引いたら、びっくりしたのが、この一節。

赤染衛門の母親が前夫である平兼盛婚姻していた頃に懐胎した後、再婚先である赤染家において、赤染衛門を出産したために、実父は平兼盛との説もある。後に、平兼盛は娘の親権を巡り、前夫の赤染時用との間で裁判を起こすが敗訴している。

さ、さ、さ、裁判?1050年くらい前の平安時代なのに、父としての親権を巡って裁判があった?
へえ~~~~っ。こんな時代でも裁判ってあったの?びっくり。
まあ、このころも、今も、実父は誰かわからなくたって、子供は生まれてくるわけで(当たり前じゃ)。
しかし、すげえなあ。平安時代にも家庭裁判所があった、って感じ。敗訴って、一体、申立てのどこが不備で敗訴したんだろう。謎だ。
2015/02/26

性交渉と婚姻と妊娠

あの隣のバ韓国が、刑法から「姦通罪」を削除することになったそうな。
かんつうざい・・・・ 江戸時代みたいな法律。まだあったんだ。
別に、配偶者のある男や女が、それ以外と性交渉をするのを支援しているわけではない。ただ、そういうことを国家が刑法罪として介入することが不適切だ、という現代的な結論に至ったというわけだ。この結論に達するのに、21世紀までかかったのか、あの国は
結婚していようがいまいが、ヤリたい人はヤル、ということだ。

あのダルビッシュ君が、年上バツイチ子持ちの元レスラーの女性(34)をはらませたそうだ。
いうまでもなく彼自身もバツイチ子持ちで、前の妻との交際の発表が、イコール妊娠の発表、しかも、交際3か月で妊娠3か月と言っていた。なんじゃこいつは、交際ってつまり「ヤル」ことなのか、まだ20歳過ぎたばっかりのくせに、避妊ぐらいしたらどうだと思ったものだ。その後、世間常識に従って結婚入籍をしたが、案の定離婚した。完全な想定内だった。

今回の相手の女性も、前夫と離婚してからまだ半年もたっていないのに妊娠って、結構お気楽なのだなあと思った。まあ離婚する前は夫と冷え切っていたでしょうけど、次の男の子をそんなに速攻で孕むものかな。たぶんこの子供は霊長類最強の運動能力を持って生まれるだろうけど、この二人の関係も早晩壊れるに違いない。

ダルビッシュみたいに若くして名声とカネを持ち、しかも脳みそ(学校のお勉強)のほうはあんまり、のタイプの男は、「ヤル」ことと「子供ができること」と「結婚」と「育児、生活」が全然リンクしていない。ヤリたいからヤルにしても、その結果、子供がこの世に生れ出るという重さをちっとも考慮していない。女の側だって、ダルビッシュの子種をはらみたい、すぐヤリたい人も世間にごまんといる。ダルビッシュみたいなタイプは、港みなとに、というか、球場球場に女(と子供)あり、っていう人生が似合いだ。婚姻届を出すことで、一応「非嫡出子」という汚名はまぬがれるであろうが、「平等バカ」の最高裁の判決のせいで、嫡出子も非嫡出子も、法定相続分はみな均等になってしまったから、認知さえしてしまえば、しいて婚姻届にこだわる必要は一層薄れた。

このレスラーの女性と別れた後も、いろんな女性との間に子供を作り続けるのかもしれない。養育費は払うだろうけど、パパというものが家にいない子供を多々世に送り出すって、どんなものだろう。



2015/02/24

謝らなかった安倍総理、偉い

安倍総理は私のブログを読んでくれているのかな(ウソです)。

安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、民主党議員に「日教組」などとやじを飛ばした背景に関する自身の事実誤認を認め「正確性を欠く発言があったことについては遺憾で訂正申し上げる」と述べた。

首相は20日の予算委で、前日の審議中に民主党議員にやじを飛ばした理由について、
「日教組は補助金をもらっている」
「(日教組の本部がある)日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」などと指摘。
しかし、日教組は補助金を受けていないことが発覚した。 
首相は民主党が否定する同会館からの献金についても訂正、遺憾の意を表明した。

テレビのニュースでちらっと見ていただけだったのだが、安倍首相を糾弾する民主党議員が、
「私の事実誤認で、遺憾であった」
を繰り返す安倍首相に対し、
「謝罪しないんですか」
「謝罪の言葉は」
と執拗に迫ったものの、安倍首相は、
「遺憾であると申し上げた、その言葉の意味をご理解いただきたい」(←済みませんが言葉を一字一句正確に記憶していませんけど、大体こんな言い方でした)
と述べるにとどまり、謝罪という言葉は使わなかった。

やった。とうとう日本の政治家も安易に謝罪しなくなった。しかも内閣総理大臣が。
これまで、行政のトップないしそれに近い政治家が、安易に、根拠も確かめずにぺこぺこ詫びてきたことで、どれほど日本の国益を損ねてきているか計り知れない。
そうだそうだ、こんな程度のことでいちいち総理大臣は謝罪してはいけない。
大体日教組は国のクズ、国の癌なんだから。そのクズ&癌とずぶずぶな政党が、偉そうに内閣総理大臣を攻めるんじゃない。

しかし、「遺憾」って曖昧で便利な日本語だな。

2015/02/23

東京マラソン2015

昨日は、東京マラソンが開かれた。
去年も観戦し、「加油、台湾!東京マラソン2014」という記事を書いたが、今年も見に行った。毎年、会社の誰かが参加するので、社内の広報と写真を担当している身として、一円も給料に反映されるわけではない完全ボランティアだが、寒い中、毎年取材に行っている(=誰かほめてくれないかな)。

今年は、聞いていたとおり、コスプレが地味というかまともであった。
去年の記事にも写真を載せているが、毎年、十字架を背負って、素足で走る「キリスト様」は、見かけなかった。IS(イスラム国)によるテロが続いているので、キリスト様はさすがにまずいとなったのだろう。報道によれば、「肩よりはみ出しているコスプレ」は原則禁止になったのだそうだから、十字架はNGだね。しかし毎年「よくあれで走れるなあ」と感心して見ていたのに。あの人はきっと、東京マラソンから招待状をもらっていたに違いないと思っていたのに。




ランニングポリスの一人。
本当にお疲れ様です。全員が42km走るわけでなく、途中5kmごとか10kmごとに交代したそうだ。

JR馬喰町駅から帰途についた私は、全然関係ないことに目をとめた。
JE総武線快速(横須賀線)は、品川過ぎから錦糸町の手前まで、地下を走る。
その地下駅には、膨大な地下水があふれる。

東京駅の地下水は、パイプを引いて、品川区の立会川まで流して処理しているそうだ。
地下水の処理に頭を痛めていたJRと、汚い立会川の浄化を希望する品川区との思惑が合致し、そういうことになったという。
いまや立会川は、ボラが来る川に生まれ変わった。

さて、ここ馬喰町駅。
地下水がドクドクと出ている。集めたら売れるんじゃないか。見たところ地下水だからすごくきれいだし。
集めたらこの駅のトイレの水くらい賄えそうだが、一体、どう処理しているんだろう?











2015/02/22

ムクドリのやつめ!許せん

実家のベランダに育てていたブロッコリーは、種の袋に印刷されていたようには育たなかった。
収穫したブロッコリーもゆでて食べたけど、美味しくなかった。
やっぱり、収穫し、出荷し、収益を得ているプロの農家の方々ってすごいなあと思う。プロは、園芸店に売っている種とは、違う種を使っているのだろうけど。

そして、前にも書いたが、このブロッコリーの葉っぱ、アブラナ科の植物なので、ムクが、キャベツのように食べてしまったのだ。人間が食べる花菜の部分は食べずに残していたのはまだ可愛らしいところだが、まあ、置いていく「おみやげ」の量がはんぱでなかったので、その処理にも腹が立った。



母は、園芸店から、パセリの苗を買ってきて、植えていた。
それもムクにやられつつあったので、ムクがプランターに舞い降りないように、周囲にぐるっと割り箸を刺して「防御」したつもりだった。が、



まったく無意味だった。パセリ、丸坊主。
ムクのやつめ!
「おみやげ」もてんこ盛りで置いていきやがった。

もう、食べられる草は植えない。私は園芸の才能もないし、ムクの便所掃除はまっぴら。
2015/02/20

大塚家具の乱

大塚家具という有名な家具会社で、70代の父(会長)と40代の娘(社長)が、お互いに解任決議をし合い、泥沼状態になっているという報道があった。
お互いに役員の父と娘、というと、ついあのナッツ姫を思い出してしまったが、少なくともあの韓国人父娘は、そういう状態ではない。

大塚家具には、1度だけ行った覚えがある。横浜のみなとみらいにある店舗だ。
何を見に行ったのかは忘れたが、入り口でぶったまげたのが、入店には、用紙に、住所、氏名と電話番号を書かされたことだ。普通に、ぱっと入ってぱっと出られると思っていた私は、
「なんじゃこりゃ?役所だって入るだけでこんなもの書かせないのに」
と違和感ありありだったが、それでもせっかく来たので店内を見たかったから、渋々従い、順番が呼ばれるのを待った。
順番が呼ばれてもう一度ぶったまげたのが、店員が1名、私に密着し、私に自由な行動を許さない制度であった。
「え?私はちょっと見て行くだけでいいんですが」
と、なんとか店員を撒こうとしたが、この店員は、
「でも当店はこういうルールになっていますので」
とにべもない。
店員に話しかけられるのが大の苦手で、デパートでの買い物を躊躇するタイプの私が、こんな制度を喜ぶはずはない。
見たかったアイテムの場所に犬のように連れて行ってもらい、それだけ見て、手短に質問し、希望するようなものがないと知ると、私はさっさと店を出た。
この女性店員も、店員の密着を露骨に嫌う私のばればれな態度を察し、必要以上の売り込みはしなかった。

大塚家具に行ったのは、あとにも先にもこの1回限りである。
こんな変な制度を持った店なんて二度とごめんだ。これならニトリの方が断然いい。
報道によれば、売り上げの減少の一因として、この、個人情報を書かせる制度をお客が嫌っていることがあり、この制度を廃止しようとする娘と、この制度を維持しようという父の対立もある、という。
ならば、私は娘を応援する。
入店するだけで個人情報を書かせる店なんておかしいと思え。



2015/02/19

NHK「プロフェッショナル」と「赤プリその後」

NHKは偏向著しいので警戒しているが、ドキュメンタリー番組はやはり他の民放の追随を許さない。
2月9日に録画していた「プロフェッショナル」という番組をやっと見た。
あの、私が追いかけて写真も撮っていた、赤プリの解体を担当した大成建設の社員の特集だったからだ。

責任者は、市原英樹さん、とおっしゃる50歳の男性だった。
若いころは、どんな研究をしてもぱっとしなかったが、ある接着剤の研究を、諦めずに、500回(!)もの試行錯誤を繰り返した末、完成させ、成功をおさめたという。
その後、「テコレップ工法」と呼ばれる、がれきも粉じんも飛び散らない、前代未聞のビルの解体方法を編み出し、世界中をあっと言わせた。
土地が狭く、建物が密集し、ダイナマイトが使えないビルの解体、という、日本特有の条件から生まれた「テコレップ工法」。しかし、番組では、これまで手掛けたこの工法による解体は、ビジネス的には赤字だと語っていた。
そうなんだ。それはつらいだろうな。

建設(解体)現場は、激しく男だらけの世界である。
彼等にとって、女など、会社でデスクにいるか、家でご飯を作っているだけの存在だ。
そういう、「男ってすごい。女には到底こんなことはできない」という職場や職人を、私は尊敬するし、していたい。

今、赤プリの跡地は、こんな感じになっています。


2015/02/18

スープストック東京は「韓流」派?

月曜日はたまたま丸ビルにある「Soup Stock Tokyo」でランチした。
スープ類はこの季節特に美味しい。このチェーンは、社長さんは男性だったと思うが、スープというメニュー的に、顧客もほとんど女性だし、メニュー開発も作成も女性社員が中心で、ほとんど女性のための女性による女性の店、といえよう。

丸ビルのこの店舗の前を毎日通りかかり、メニューを見るといつも思っていたのは、「韓国風スープが必ずある」ということ。
店頭でパンフレットをもらってきたので、見ると、
「白い韓国風スープ3種が新登場」
とあり、新開発メニューとして

「干し鱈と野菜の白いチゲ」
「牛ひき肉と豆もやしの韓国風雑煮」
「但馬牛すじ肉とわかめのスープ」

が紹介されていた。

で、週替わりのメニューが決まっているので、それもパンフレットに印刷されていたが、定番の「オマールエビのビスク」や「東京ボルシチ」などと並び、

1/26~ 「但馬牛すじ肉とわかめのスープ」「黒豆納豆のチゲ」
2/2~ 「干し鱈と野菜の白いチゲ」「ユッケジャン」
2/9~ 「干し鱈と野菜の白いチゲ」「但馬牛すじ肉と豆腐のチゲ」
2/16~ 「牛ひき肉と豆もやしの韓国風雑煮」「カムジャタン」

と、8種類のメニューのうち、必ず2つ、韓国風スープを出しているのである。韓流スープの占有率25%。はあ。

和風のスープはメニューに見たことはない。
日本のスープチェーンなのに、なんか釈然としない。
が、家庭での味噌汁を考えても分かる通り、あまり「具ががっつり入った、食べるスープ」で、できれば汁が濃厚でとろっとしたもの、というのが和風のメニューとしてはなかなかないのも事実だ。
強いて言うなら、さつま汁とか、豚汁、粕汁などがあろうが、具に芋の多いものはご飯やパンのおかず汁として出しにくいだろうし、粕汁はアルコールがダメなお客には出せない。豚汁だったらいいんじゃないかな、と思うのだが、味噌味だとパンには合わないから出さないのだろうか。
このチェーンは、韓流が好きなのかな。

私は韓流好きじゃないから、トマトと鶏肉のシチュー、たらこのクリームスープを頼んだ。あとはフォカッチャ。




2015/02/17

産経新聞の鬼の首を取ったつもりか朝日新聞

今朝、なんとなんと、指にふれることすら避けていた、便所紙朝日新聞をカネ出して買ってしまった。
何故かと言うと、今朝の通勤電車の中で、隣に立っていた人が朝日の三面を広げていて、そこに曽野綾子さんが2月11日の産経新聞水曜日のコラムで、南アフリカで暮らした経験を元に書いたエッセイについて、「アパルトヘイトだ」として批判的な記事をデカデカ載せていたからだ。



曽野さんの記事を読んでいない人のために要約すると、テーマは「労不足と移民」で、これから深刻な労働力不足を迎える日本ではあるが、外国人と居住を共にするのは至難の業だという話として、昔実際に見た南アフリカの実例を挙げていた。
以前は白人のみが住んでいたある一つのマンションに、人種差別の撤廃以来、黒人も混在して住むようになってみると、白人は大体夫婦と子供2人くらいの所帯なのに対し、黒人は大家族主義だから、一つ住まいに20人も30人も住む。とすると、夫婦と子供2人くらいの家庭を想定して作られたそのマンションは、水の供給量もそれなりの想定であったのに、黒人大家族の水の消費のため、いつ水道を捻っても水が出ないことか続くようになったため、白人家族は耐えかねて出て行ってしまった、というのである。この事実から、
「人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし、居住だけは別にした方がいい」
と述べておられた。私はさもありなんと思った。黒人が大家族なのが悪いわけではない。夫婦と子供2人くらいの建物に、20人も30人もの家族を住まわせることは、差別撤廃とは完全に別の、むちゃくちゃな話だと思ったからだ。

しかし、この「居住だけは別に」という記事にまず南アフリカ大使が抗議した、と報道された。私はこの大使がどういう英訳文を読んだのか知らないが、曲解ないし誤解していると思ったので、英語でメールを打ってやろうと同大使館のホームページを開いたが、公にされているメールアドレスがなかったので諦めた。



さて、産経新聞には「イアンフ」とやらの件で再三やり込められて反撃もできない朝日新聞が、このネタを見て黙っているはずがない。「隔離 それでいいの?」と大々的な見出しを付け、南アフリカ出身の歌手に「どうしてそんなことが言えるのか。アパルトヘイトでたくさんの黒人が死んだのに(←マンションを別にすると黒人が死ぬのだろうか)」と言わせたり、「山田健太・専修大学教授」とか「樋口直人・福島大准教授」といったコメンテーターの話として「国際問題になりうる」「新聞は人種隔離を肯定する記事を載せるべきではない」などと、鬼の首を取ったかのようなスペースの裂きぶりであった。

南アフリカという国は、長年の不幸な歴史から、黒人が少しでも他の人種らから違った、あるいは距離を置いた扱われ方をすると、冷静さを失い、反射的に抗議せざるを得ないらしいが、曽野氏の意見は、異人種間の結婚を禁じ、白人黒人居住区を分けたアパルトヘイトの問題とは別次元である。そのマンションの隣に白人アジア人が普通に住んでいるかもしれないし、同じマンションの中に何が何でも白人と黒人が一緒に住まなければアパルトヘイトだというわけでもないいだろう。何においても差別をされてきた黒人が常に無条件で正しく、白人は常に間違っているということでも断じてない。仮に、「大家族お断り、一家につき5人が限度」なんて居住者に制限をかけたら、それこそまた黒人排除だと言われかねない。しかし逆に、白人やアジア人は、いかなる生活の不便も黒人の前では耐え忍ばなければならない、という法律もないだろう。

朝日新聞は、その記事の中で、日本に移民してきた中国人やブラジル人らも曽野氏の記事に憤慨しているといった内容を書いていた。まあ、ゴミの分別をしないとか町内会費を払わないとか言った外国人特有の問題を解決してきたという話がほんとうだったらそれは敬服に値するが、韓国人やブラジル人は日本からしたら外国籍の移民外国人なのに対し、南アフリカでは白人も黒人もおなじ南アフリカ国籍である点、また論点が違うと思う。

曽野氏は、「今回、間違った情報にもとづいて興奮している人々を知りました。(中略)私はアパルトヘイトを称揚したことなどありませんが、『チャイナタウン』や『リトル東京』の存在はいいものでしょう」とさらっと交わしておられたのが愉快だったが、朝日の書きようには、内心さぞご憤慨に違いない。