軟弱な理由で食べ物を敬遠すべからず
私は、食べ物に関して、味とかアレルギーなど以外の理由、とりわけ、軟弱ないし怠慢な理由で敬遠する人がかなり嫌いである。
最近もそういう例を新聞やテレビで知った。一つは「果物」である。
「皮をむいたり、種を取ったりするのが面倒くさい」
という。種なしブドウはジベレリン処理で昔から作られているが、今は、皮の薄い、皮ごと食べられるブドウも開発されているという。
こういう怠慢な理由で食べ物を忌避する連中って、正直、ぼこぼこにしたい部類に入る。
ブドウは種も皮もあるんだ。それでもちゃんと食べられるように食べ方を覚えるのが先決ではないかい。
そのままだと、食糧危機がきても「え~ん、皮があって食べられない」「種を取ってからでないと食べない」とか言って泣くのかね。
まあそういう人は飢え死にしていただこう。私は一切関知しないから。
私は、魚に関しては「猫またぎ」なのだが、魚離れが言われて久しいのも、苦々しい思いでいる。
魚離れを食い止めるために、「ファストフィッシュ」なるものも開発された、とニュースでやっていた。
骨があって面倒くさくて食べられない、という軟弱、怠慢な者どものために、骨や、はたまた皮まで取り外して、レンジに入れてチンとかフライパンで焼くだけで食べられるよう、至れり尽くせりの(というか私の目からすると軟弱、怠慢を助長してばかりの)製品が開発されたのだ。
まあ、魚を食べる量がこれで少しでも増えるのなら、苦肉の策として仕方ないかもしれないが、そういう製品ばかり食べて育った子が、魚の形をきちんと把握できるのだろうか。
骨があって面倒くさい、といった怠慢な理由で魚を敬遠する人は、親がきちんと食べ物の食べ方を教えて育てなかったのではなかろうか。
私の子供のころを思い返すと、骨付きの魚が焼いたり煮たりして出されたが、よく小骨をのどに刺したものだ。
刺すたびに、ご飯を噛まないで飲み込んだり(昔はこれで骨が取れると言われていたのだが、今はどうなんだろう?)して必死だったけど、骨で死ぬようなことはなかったし、子供心に「魚の骨は気をつけて食べよう」と真剣に食べたものだ。そのおかげで、猫またぎになったし、皮の美味しさも骨のまわりの美味しさも知った。そうやって大きくなると、多少の骨があっても気にしないで食べてしまえる。
スポンサーサイト





