ツタンカーメン一族のトイレ
上野で「ツタンカーメン展」をやっている。期間は8月8日から12月12日までで、先月、行って見てきた。
で、今回、アメリカ旅行中、シアトルでも同じ「King Tut Exhibition」をやっていたので、行ってみたのだが、正直「へ?なんでこんなに世界の各地で同時開催できるの?」と思った。ちなみに、「Tutankhamun」だと長いので、英語ではこんなふうに、ただ「Tut」と省略されて呼ばれることが多い。
ともあれ、行ってみて納得できたのは、ツタンカーメンの墓は、他の王墓がほとんど盗掘済みだったのに対し、奇跡的に盗掘を免れた墓で、埋葬品が大量に残されており、複数の箇所で展示するだけの数が楽にある、ということであった。
シアトルの展示では、、先に上野に行っておいて知識をインプットしておかなければ、英語だけの解説では私に理解しきれないところがあった。つくづく先に上野に行っておいて良かった。上野の展示とシアトルの展示で最も違うところは、シアトルでは展示物の写真撮影がOKなところであった。へえ、なぜなんだろう。
日本語では、「方解石」というのだそうだ。こんな彫刻をつくる、クリーム色の、やわらくて彫刻しやすそうな性質の石。英語ではcalciteであった。これも事前に上野に行っておいて理解できた英単語。日本語だって「方解石」なんて石は知らなかったもん。
上野になくてシアトルのあったもので面白かったのは、トイレの便座が展示されていることであった。
解説は、これ↓。
和訳するなら、
「便座
アマルナ宮殿の衛生状態は高レベルに達していた。石の便座が、排せつ物を集める穴の上に置かれていた。首都における王家以外の発掘では、エリート家庭で木製の便座が発見されている」
とある。この材質は方解石ではなく石灰岩(limestone)とある。ただし、父のアクエンアテン王(アメンポテフ4世)の時代のもの、とある。
なんか楽しいなあ。エジプトの王族の便座がしっかり残って、21世紀の今日まで残っているなんて。お父さんの時の便座なら、ツタンカーメンだってこれに座ったかもしれないよね。
参照:過去のトイレネタ
夫が好きな小便器
世界の(?)トイレ博物館
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