最初からお姑さんがいない、ということ
世間様ではGolden Weekらしいが、私はひどい風邪を引き込んで、ずっと死んでいる。
咳が止まらない。寝て温まると、余計ごほごほ出る。あ~苦しい。医者に行ったら「今、風邪はやっているんですよ」と言われた。あらゆる流行の「り」の字にも鈍感な私が、こんな流行だけもらわなくてもいいのだが。
さて、昨日、英国では、晴れてロイヤルウエディングが挙行された。二人を祝福し、心配されていた雨も降らなかったようだ。
最近の王室の王子たちは、平民の女性と結婚するのが定番のようだ。英国には、年頃の貴族のお嬢さんも沢山いるだろうに、長年付き合った大学時代のクラスメイトと結婚とは、庶民なみのなれそめである。妃となった彼女の方も、大学入学時から、王子をゲットするつもりだったそうだから、なかなかのやり手である。
あのダイアナさんも、生きていればお姑さんになったのだ。
私らが結婚してまもないころ、私のアメリカ人旦那は
「僕の母は、父方のおばあさんと仲が悪かった」
と言った。私は、
「へ~~、嫁と姑って永遠の天敵だって言うけど、そういうことって世界中共通なのね。で、原因は何だったの?」
と聞いたら、
「母は料理がすごく下手くそだったけど、おばあさんは料理上手で、父は、おばあさんの料理を食べに実家に行きたがっていたから」
と答えた。
この辺も、世界中の人が難なく理解できる話で、笑えた。
妻のまずい料理より、おいしい母の料理を食べたがったお父さんを非難できまい。
その、料理の下手な妻、というか、夫の母親は、夫が大学に入ってすぐ、癌で死んでしまった。
父親はその3年後、再婚した。
この後妻もまた、ひどい料理下手であった。
従って、私の夫は、家庭の味というものを知らず、私の3度の手料理に驚嘆し、日本の味に何の苦もなく慣れ親しんでしまった。何を出してもすぐ「お箸は?」と言うほど、なんでも箸で食べる。
夫の実母が生きていて、しかも料理上手だったら、いくら国をまたいでいても、想像を超える確執がおこったであろうな、と私は思っている。
新婦のキャサリン妃は、ダイアナと違い、最初から姑がいない。言うまでも無いが、カミラは、到底クチを出せる立ち場にはいない。
きっとあの夫婦は、長く続くであろう。
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