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2010/05/31

社民党、国民新党

福島みずほが少子化・消費者担当大臣を罷免されたことや、社民党が連立政権を離脱したことが、なぜそんなニュースになるのかわからない。社民党なんて、政党としての存在意義も使命も、とっくの昔に消滅している。春には、党のビルの屋上にミツバチの巣箱を置かせ、取れた蜜も販売するという、涙ぐましくなるような副業をしているらしい。ついでに、夏はビアガーデンでも開いたらどうだ。ここで衆議院が解散されてみなさい。見るも恐ろしい結果が待っているに違いない。これを機会に解党したらいい。
 
国民新党は国民新党で、自分が大臣のうちに何か仕事を残したくて仕方が無い、下ぶくれの亀井オヤジは、小泉純一郎があれほど苦労して成立させた郵政民営化の時計の針を逆に戻すような法案の成立にやっきになっている。この法案が成立したら、私は2000万円まで預けるどころか、ゆうちょを全部解約して金(gold)でも買うつもりだ。
 
国民新党については、ひとつ思い出がある。
 
この党が結成された2005年、私はある人材派遣会社の管理部門で働いていた。できたてほやほやの国民新党から、人材派遣の依頼が来たので、契約書一式を整えて営業に渡した。その書式の中には、派遣元から派遣先へ振り込むような金銭があったのかどうか、細かい理由は忘れたが、お客様(派遣先)の銀行口座を書く欄があった。書類にも、あらかじめ、
「  銀行  本店・支店   普通・当座 口座番号      」
と、お客様が、銀行口座の情報を書いたり、○をつけたりすれば良いような欄になっていた。ところが、同党は、むりやり、郵便局の口座情報を書き込んできたのである。
現在だと、ゆうちょ銀行から他行あてでも送金できるようになっているが、当時の郵便局からはできなかった。そこで、営業経由で、ふつうの銀行口座を書くように依頼すると、同党は、
「銀行の口座は持っていない」
と答えた。これにはのけぞった。郵政民営化に反対し、全国特定郵便局長会といういかがわしい団体(なんで公務員が世襲なんだ)の後押しでできた党だけあって、郵便局一本やりでいくつもりだったのだ。
「でも、銀行からの送金ができませんので、郵便局では、お受付できません」
と再度営業を通じて伝えたところ、
「銀行口座は、これから持つことを検討する」
という答えが返って来た。また口をあんぐりしてしまった。いくらなんでも、あの当時の事情で、郵便局一本やりで他社とまともに金銭取引ができるとでも思っていたのだろうか。その後、なんとか銀行口座は持ったであろうけど、ゆうちょ銀行と他の銀行間で送金可能になってからは、直ちに銀行口座を廃止し、またゆうちょ銀行一本に戻ったに違いない
 
晴れて支持率が10%台に落ち込んだ民主党も救いようが無いけれど、民主が連立を組んだ2党もこれまた、害毒以外の何者でもなかった。
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2010/05/29

アメリカ人は分数が大好きで小数は大嫌い ~ fks_hiroさんへ ~

今月23日に書いた「4年に1度 魔の季節」というネタに、よくご訪問くださるfks_hiroさんから、
「アメリカ人は1/8とか5/32とか9/64とかの半端な分数を聞いてピンとくるのか、旦那さんに聞いてほしい」
とのコメントを頂戴した。これについては、私も、昔からず~~~っと「Questionマーク100個分」くらい疑問に思ってきたことなので、シメシメと思って1ブログ書くことにした。以下、私論(暴論?)ご容赦を。
 
まず最初に、アメリカという国であるが、この21世紀になっても、「十進法だけ」の国ではない。「12進法がまだまだ大好き」なのである。インチを見るがいい。12インチで1フィート(約30cm)を構成する。10インチで1フィート、ではない。
なぜ未だ12(ダース)が大好きかというと、遠いイギリス人のご先祖のしきたりを踏襲しているのだと思うが、2でも3でも4でも6でも割れて便利だからだ。こんな歴史から、分数で言う習慣が骨の髄までしみついているのだと私は思っている。
 
夫に、
「どうしてアメリカ人は分数が好きで小数が嫌いなの」
と聞いた。すると、
「分数のほうがintuitiveでいいじゃないか。0.66666666666というより、2/3と書いた方が良い。少数だと、端数の切り上げとか切り捨てとかをしないといけないし」
と言い張る。へえ~~Intuitiveとは、「直観的に理解できる」「ぱっと見でわかるという意味だ。つまり、アメリカ人にとっては、小数はintuitiveではなく、分数の方がintuitiveという。びっくり。
アメリカ人は、0.5というより「half」という語を好み、0.25よりダントツに「quarter」という語を好む。アメリカ人の「quarter」に対する愛は日本人の想像を絶するもので、コインだって、1セント、5セント、10セントの次は、日本にないquarter、つまり「25セント」であるが、これは大変よく使われる。50セントコインってのは、昔、夫から1個もらって保存してあるが、市中に出回っているのを見たことがない。
私が続けて、
Intuitiveなんて屁理屈。それは、1/3とか2/3みたいな循環小数のことでしょ。小数のほうが科学的じゃん」
と言っても、
「屁理屈じゃない。分数のほうが正確なんだ。8/7とか5/13なんて、小数でどう言うんだ。小数だったら、結局端数を切り捨てたり切り上げたりしなければいけないんだから、分数の方が正確だ」
などと言う。アメリカ人にとって、「端数の切り上げ、切り捨てはごまかしで不正確」「分数の方が小数より正確だ」と信じているのであった。ひえ~~~。これにもまた目からウロコであった。
「じゃあ、科学者たちも、この長さは1インチと1/3とか言うの」
と聞くと、
「科学者は違う。彼らや薬剤師は基本的にメートル法を使う」
という。
「ほら見なさい、それはつまり、ヤードポンドのような単位は科学的じゃないってことでしょ」
と聞くと、
「いいんだ。我々は科学者じゃない」
と言い張る。
「紙の厚さが0.08mmとか、水が0.05mlとか、ビタミンC5mgとか、あなたの大好きなヤードポンド法ではどうやって測るの」
とたたみかけると、
「我々アメリカ人は、そんな細かいことは気にしない」
と、答えにならない答えを言う。
「じゃあ、1/9とか1/32とか1/64とか、そういうわけのわからない分母はどう採択しているの」
と聞くと、
「分母が大きい方が数を正確に表せるんだ(The bigger the denominator, the more exact)。分母は、その表示する目的を達成するために必要最小の数を選択するんだ(But you always use the lowest denominator that will do the job.)」。
はあ~~~~~。日本人の想像を絶するアメリカ人の「分数love」に、唖然茫然とした。私など(そして、大半の日本人にとってもそうだと思うが)、1/32なんて分数を見てもわからないから、すぐ電卓を持ってきて、1÷32を計算し、「約0.03125、か。なるほど」と、小数を見て初めてその数が具体的にいくつかを把握する(でしょ?)。しかし、アメリカ人にとっては1/32とあれば、それだけで完結した数で、それ以上、小数に直して理解しようと言う発想自体が無いらしいのだ。いまさらながら、旦那の回答に、腰が抜けた。
まだ引きさがりたくない私は、
「じゃあ、7/65引く39/371って、一瞬でできる?7/6539/371って、どっちが大きくてどっちが小さいか、分数だったらintuitiveなの?小数ならすぐわかるよ」
と聞いた。すると、
「そんな分数は現実的ではない」
と逃げた。私は重ねて、
「じゃ、3/4たす1/10ってすぐ計算できる?小数だったら、0.75たす0.10.85ってすぐ出るのに。小数はなんて簡単でintuitiveなのかしら」
と言うと、
「けっ」
と言って話を打ち切ってしまった。
  
で、私の今日の結論(暴論?)だが、
 
(1)イギリスの始祖から、分数を使い、分数に適した「12進法」を使って生活してきたため、日常、分数を使うのが当たり前になっており、彼らは、分数を見る方が心地良さを感じる。
 
(2)分数の方が小数より正確だと信じており、小数以下の「不正確」な端数は、数字を見るのも大嫌い。
 
(3)メートル法における「ミリ」などの単位がないことも原因だと思うのだが、細かい数字を気にする習慣や機会がない。
 
(4) 2.54cmもある「1インチ」が長さの最小単位なことを考えても、そのおおざっぱさは推して知るべしであり、また、それ以下の細かさは、1/5でも1/8でも1/9でも、基本的に、「書いてあれば気持ちが落ち着」き、それら分数の細かい差異までをも「一瞬で理解できる」かどうかまでこだわっているわけではではない。
 
(5)それに反して、日本は支那から入ってきたとおり、小数点以下でも「6分5厘4毛7糸」と、おのおのの位の名前を漢字で持っていたため、メートル法の小数文化にごく簡単に馴染めた、と私は思う。英語では、小数点以下では、数字をそのまま読み上げる以外ないからなあ。漢字の文化が小数文化に寄与しているとしたら、なかなか意外で良い話。
 
以上でした。fks_hiroさん、旦那の理論が絶対正しいとか、彼の意見が全アメリカ人を代表しているとかいうわけではありませんが、少しでもご参考になればと思います。分母が9とか32とか64なんて、我々日本人にとっては、わけのわからぬものですが、夫の弁によれば、それら分母は、その業界の人らが考えるところの、適正、必要かつ最小の数字らしいのです。あなたのおっしゃるように、子供のころからず~っと分数loveで来ているので、それが当たり前で違和感がないのだと思います。
 
ちなみに、証券取引において、ドル以下を分数で表示することは、10年ほど前に廃止になったそうです。
 
その後、夫が
 

「Here is your 0.50 banana」
と言って、バナナを半分くれた。イヤミ。
 
2010/05/28

日本橋高島屋は化石の宝庫

地下食品売場で宮崎物産展開催中の日本橋高島屋であるが、あの荘厳な建物と、ふんだんに使われた大理石の柱や壁を見るのもこのデパートのまた楽しさである。

私は化石を見るのが大好き。

壁や柱をちょっと注意して見ると、数億年前を生きていた、たくさんのアンモナイトたちに出会える。












こんな風に、壁に、丁寧な説明が貼られていたりする。




子供たちにも格好の教材だ。
亭主族のみなさんは、奥さんが買い物している間、ただぼんやり待っていないで、アンモナイトさがしで遊べるし。
2010/05/27

宮崎県産品を買う、の巻


 
テレビで、「 中央区 の百貨店で、宮崎県物産展を開いている」と言っていた。 中央区 のデパートといえば日本橋高島屋だろうと思って調べたら、案の定そうだったので、仕事の帰りに寄ってみた。8階催事場ではなくて、地下1階の通常の食品フロアでやっていた。
物産展、とは言っても、小規模だった。和菓子、切干大根、味噌などと並び、宮崎牛と宮崎地鶏のお弁当の実演販売をやっていた。私は、地鶏の真空パックになったものがあったら買っていこうと思っていたのだが、あいにくなかった。そこで、冷凍になった肉巻おにぎりの、ご飯だけのと、ご飯に牛蒡が入っているのを各1個買った。計730円だった。ちょっと高いと思うが、気休め程度でも、宮崎県を励ますために。売り場には、口蹄疫への募金箱も置かれていた。月曜日に1万円寄付したばかりだが、ついでにちょっと寄付。硬貨を投入したら「じゃりん」という音がした。下に硬貨が沢山入っていて、跳ね返る音だった。
民間にできることと言ったら、宮崎産品を買うことと、寄付をすること。なんら縁もゆかりもない九州の県ではあるが、ほっておけない。
2010/05/27

Good jobの義家議員とクズ浜教組

昨日の産経新聞(iPhoneで読んでいます)から。
 
「浜教組は教育介入 
参院委で追及 文部科学相も『不適切』
横浜市教職員組合(浜教組)が市教育委員会が採択した中学教科書「新編 新しい歴史教科書」(自由社)を使わない「授業マニュアル」を教職員に配布した問題が、改正教育基本法に明記された学校現場への不当な介入にあたるとして、25日の参院文教科学委員会で取り上げられた。義家弘介参議院議員(自民)が指摘した。
答弁に立った川端達夫文部科学大臣は、浜教組の行為を改めて「不適切」と批判。教育介入に当たるかどうかについては、すでに浜教組の指導に乗り出した「市教育委員会の対応を見守る」として言及を避けた。
義家議員は浜教組のマニュアル配布を、教科書使用を義務付けた学校教育法や 横浜市 の学校管理規則に抵触する法令違反と指摘。そのうえで「(浜教組が配布した資料は)階級闘争史観、自虐史観のオンパレード」と内容面の問題点にも言及。「検定を受け、 横浜市 教育委員会が権限と責任に基づき民主的な手続きを経て採択された教科書を、土壇場で組合の考えで使用しないようひっくり返し政治的中立を損なう教材を持ち込むのは背信行為だ」と追及した。資料配布の際、市教育委員会事務局と市立学校約500校の間で公務文書をやりとりするシステム「学校ポスト」を無断利用した問題にも「公的制度の私物化だ」として文部科学省としての対応をただした。
川端文科相はさまざまな法令違反について「認識をともにしている」と答弁。「今の 横浜市 教育委員会が行っている是正指導をまず見守る。市教育委員会からは報告を受けており、連携が必要なら考えたい」と述べた。
 
ヤンキー先生こと義家議員、good job!!
川端大臣ははっきり「教育介入にあたる。直ちに回収するように」と言えばいいものを、言えないよね。民放が、スポンサーに不利なニュースは流せないのと同じこと。
なんと言っても、「教育の政治的中立はありえない」という、あきれてアゴがはずれるような信念を持つ、バリバリの日教組オヤジが、ま後ろに控えているものね。
輿石東あんただよ。
 
それにしても、私は子供がいなくてよかった。こんな左巻きの先生達に教わる子供がかわいそうでならない。
教職員組合って、なんのために「日本は悪い国だ」「悪いことばかりしていた」という教育をしてやまないのだろう。そんな教育を受けた子供たちが、世界中に自信を持って堂々羽ばたく人材に育つとでも思っているのだろうか。
2010/05/26

頑張れみずほタン

みずほタン、昔から好きになれなかったけど、昨日あたりから急に応援している。勝手に沖縄を訪問し、仲井真知事、伊波 宜野湾市 長、稲嶺 名護市 長と勝手に会談し、「辺野古反対、辺野古許すまじ」と意気投合してしまったのだ。
連立を組む民主党のぽっぽ首相は、
「閣僚として訪問されるのは困るが、社民党党首として訪問されるのなら、止めようがない」
と述べたそうだ。つまり、首相であっても止める手立てがないと言っているわけで、何とも、ますます情けないお坊ちゃま総理である。みずほが、「閣僚」として訪問するのと「社民党党首」と訪問するのには、なんらの境界線もあるまい。同一人物なんだから。
みずほタンにおかれましては、無能なぽっぽの頭をさらに痛め、無能なぽっぽの顔をさらに潰すような素晴らしい行動が目につく。どういう事情が生じようとも意見を変えない、頑固で時代を読めない社民党の個性をよ~っく体現している。こういう融通のなさが、民主政権を崩壊、破滅に導くために、どれほど寄与しているかわからない。
みずほタン、頑張れ。これからも、どんどん鳩山内閣の「がん細胞」「爆弾」として、自分勝手な行動を取り続けることを祈る。
一応、少子化・消費者担当大臣だそうだが、大臣になってから、どんな仕事をしたのか、子供の数が増えたのか、消費者行政が良くなったのか、全然聞こえてきたためしが無い。官僚たちは、逆に、大臣がいなくてやりやすいだろうけど。
 
関係ないが、彼女は、大層背が低いので、テレビで見る度、あれ~、でかいこと言うわりに小さいなあ、と思っている。150センチあるのかしら?
 
余談:今朝の産経新聞のコラムで知ったのだが、あの、社民党ビルの屋上では、春の間、岩手県の養蜂家が、ミツバチの巣箱を置いて、蜂蜜を収穫しているのだそうだ。びっくり。貧乏な党だから、そうやって、わずかながらでも収入を得ようとする努力は涙ぐましい。
2010/05/25

なんでもない丸の内風景


 丸の内にある、丸の内消防署の看板。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ピカピカに磨かれた消防車が何台も並んでいる。
あまり見知らぬ人に話しかける性格ではない私だが、その場にいたおじさんに、
「消防車って、普通自動車免許で運転できるんですか?」
と聞いてみた。
答えは、
「今の時代は誰でも自動車免許を持ってますが、それだけでは駄目で、消防署に入って、消防署の定める特殊な訓練をパスしたものだけが操縦できるんです」
とのお答えだった。ちょっとバカな質問をしてしまった。
 
 

 
さて、丸の内消防署から皇居のお堀に沿って歩いて行くと、大手門の前に、「りそな・マルハビル」がある。マルハはそのままだが、いつの間にやらこんな張り紙がされていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

へ~~~、木場に東京本社ビルを移転!木場!に。大手町の、皇居のまん前という超一等地から、木場に!
ビルの賃料は安くなるだろうけど、社員にとっては「都落ち」っぽい。私は江東区に親戚がおり、門前仲町から東陽町の雰囲気に詳しいので、なんか、社員の落胆が伝わってくるような気がした。
りそなには口座を持ったことはないけれど、その昔、健全経営だった埼玉銀行は、協和銀行との合併に賛成ではなかったと聞いたことがある。
2010/05/24

「口てい疫」漢字ひらがな混ぜ書きの醜悪


今日、郵便局から、1万円を宮崎県の共同募金会に振りこんできた。
Yahooからもネット募金できるというキャンペーンが行われているのは知っていたが、今月から、誰も希望しないようなひどい仕様にブログを変更してしまったYahooがいまひとつ信用できなくなってしまったので、ネットで同募金会のゆうちょの口座番号を調べ、直接振り込んできた。
ATMの方が手数料お安いですよ」
と窓口の女性は言ったが、振込用紙だと、通信欄に
「口蹄疫のために使ってください」
とメッセージが書けるので、振込用紙を使った。手数料、プラス120円なり。
氷山の一角ではあっても、自分の収入を裂いて、宮崎の方々に協力できればと思った。
 
さて、NHKでは、口蹄疫のことを「口てい疫」と、漢字かな混ぜ書きにしている。
これを醜悪だと思うのは私だけだろうか。
「常用漢字」というしばりに従順にしているのではあろうが、「口蹄疫」と漢字で書き、上に「こうていえき」とふりがなを振る民放各局の方がよほど良い。「てい」だけでは、読めても意味がわからないではないか。「蹄」を漢和辞典で引けば、意味は①ひづめ ②足 ③うさぎをとるわな ④ふむ、ける とある。この場合の意味は勿論①だが、漢字1文字でこれほど勉強のできる言葉は日本と支那だけだ。アルファベット1文字からこんなに勉強できる国がどこにあるのだ 。それをみすみすこんな間抜けな記載にして欲しくは無い。
 
常用漢字といえば、先日、その見直しが行われ、これまで当然常用だと思っていた「岡」「阪」「尻」などをふくめた191字が常用漢字の仲間入りを果たしたらしい。しかし、「鷹」が入らなかったことに、 三鷹市 の市長はおかんむりだとか。
 
ところで、鷹というか鳥で思い出した。ある幼稚園で、「九」「鳥」「鳩」という3つの漢字を園児たちに示し、読ませてみた。すると、みんなでああだこうだ言いながら、ついに「鳩」という字を読んだのだそうだ。大人の感覚で行くと、「九」「鳥」「鳩」の順に各数が多くなって難しくなる、という考えにより、学校で教えるときも、1年生はまだ「九」だけ、2年生になったら「鳥」、などと教えているはずだ。しかし、これは全く大人の思い込みで、子供たちにとっては、具体的にイメージできるもののほうが読みやすく、つまり、「鳩」「鳥」「九」の順でわかりやすいのだそうだ。ちょっといい意味で驚いた話だったので、蛇足で書いた。
2010/05/23

4年に1度 「魔の季節」

またこの鬱陶しい年がめぐってきた。
私は、サッカーには微塵も興味がないのだ。いつから日本人はこんなにサッカー好きになったのか不思議なくらいだ。ワールドカップの代表者の選考が、なぜNHKなどのトップニュースになるのだ。
2002年に、日韓共同開催があったときなど、身の置き所に困った。全然興味がないのに、あちらを見ても、こちらを見ても、サッカーのネタばかりで、視線のやり場がなかった。
なぜサッカーに興味がないのかというと、点が入らなすぎるからだ。大の男が11人×2も長時間走り回って、たかだが1対0なんぞで「勝利~~~!」なんてよく喜べるものだと思う。そんなの、「差」のうちに入らない。挙句の果てには、0対0で、PK戦などというくだらない決め方までする。いっそのこと、試しにゴールキーパーを廃止してはどうかと真剣に思っている。野球の場合だと、0対0であっても「緊迫する投手戦」という見方ができて面白いのに(完全試合やノーヒットノーランという醍醐味だってある)、サッカーはそんなのがない。
それに、あんなに11人が入り乱れて走り回っているのに、DFとかMFなんて「ポジション」がある理由もまったくわからない。どう区別しているのだろう。
球技といっても、得点が入れば良いというわけでもなくて、プロバスケットボールのように、3ケタまでいくのもちょっとしらける。やっぱり、野球かバレーボールくらいがいいな、と思う。
我が家は、ニッパツ三ツ沢グラウンドからそう遠くないので、試合のある日は、グラウンド方向から「うお~~~~」という叫びが聞こえてくる。何でそんなにエキサイトできるのか、さっぱりわからない。
 
ところで、4年に1度と言えば、うちのアメリカ人の旦那は、サッカーは無論、オリンピックにすら微塵も興味がない。オリンピックがあると、BSチャンネルがオリンピック中継だらけになり、ニュースが見られないと怒っている。私は
「オリンピックにもいい競技があるよ」
と言って、シンクロナイズドスイミングをやっているとき、夫を画面の前に呼んだことがある。肢体ののびやかな女性が、水中から、大きく開脚しながら姿を現すと、
「ホッホッホ」
と言って見ていたが、そのくらいの反応であった。
アメリカ人は、もともとアメリカの国外に興味が薄い。アメリカ国内で行われればまだ興味をもつのかもしれないが、国外に出てしまうと、興味が薄れるらしい。また、オリンピックがメートル法で運営されているので、いまだヤードポンドしか分からないアメリカ人には、ついていけないのかもしれない。アメリカ人って、永遠の井の中の蛙で、案外おバカなところがある。
2010/05/22

Force Majeureの話


 
この見出しを見ただけで「あ、不可抗力免責条項の話ね」と理解できたら、その人は英文契約書を読み慣れた人だと思う。
先月来、アイスランドで火山が爆発し、ヨーロッパ各国の空港が、数日間閉鎖されたのは記憶に新しい。このため、目的地への移動ができず、自費でホテルなどに泊まった人たちが沢山いたが、それらの費用は航空会社や旅行傷害保険から出るのかとおもいきや、それは補償の範囲外だという。補償の範囲外とするということをうたった運送約款や保険約款の条文の一つが、このForce Majeure(なぜかフランス語)である。
典型的な例としては、こんな感じだ。
 
Force Majeure
Neither party shall be liable for any delay or failure of performance hereunder if such delay or failure is due to fire, flood, explosion, earthquake, storm, epidemics, quarantine restrictions, war, riots, rebellion, insurrections, hostilities, civil commotions, strikes, sabotages, labor disputes, industrial disturbance, shortage of labor, materials, pr supplies, delay or failure by subcontractors or suppliers, embargo, transportation accidents, law, rules, regulations, orders or directives of  government or its agency, orders of competent court, or any other cause beyond the control of either party.
 
不可抗力
火災、洪水、爆発、地震、暴風、疫病、検疫規制、戦争、暴動、内乱、反乱、敵対行為、市民騒乱、同盟罷業、怠業、労働争議、産業騒乱、労働力原材料または供給品の不足、下請業者または供給業者の遅延または不履行、禁輸、交通機関の事故、法律、規則、規制、政府またはその期間の指示命令、裁判所の命令、その他当事者の制御を超える事由により本契約の履行に遅延または不履行が生じた場合、当事者は、遅延または不履行について責任を負わないものとする。
 
日本の契約書であれば、性善説的であり、同じ国の民だと言うことで、「あんまり言わなくてもわかるでしょ」という感じで、契約書も薄いのだが、英文契約の場合だと、性悪説的で、「言わなきゃわからんだろ」「書かなきゃ、どう悪用されるかわからない」という具合に、これでもか、これでもか、と書きこむので、日本なら3ページくらいで済む契約書でも、20~30ページくらいになったりする。
 
で、とにかく何が言いたいのかと言うと、火山の爆発という制御範囲外の事由で飛行機が飛ばなかったので、責任を負わないよ、ということである。「その他当事者間の制御(「支配」でもよい)を超える事由で」というのは、免責規定の際、必ず見る「シメ」の言葉である。Act of Godともいう。文字通り「神のしわざ」であって、我々人間には何も手出しできないこと、という意味である。
 
とにかく、旅行にはアクシデントがつきもので、無事に予定通り帰れれば御の字であるということを改めて悟った。
 
ちなみに、飛行機仲間と話していたとき、私はてっきり、飛行機のキャンセルの理由を、視界が爆発の噴火でさえぎられたせいだと思っていたが、そうではなかった。いまどきの飛行機は、視界ゼロでもレーダーと管制のおかげ飛べるのだそうだ。今回、飛行機が飛べなかったのは、火山灰に含まれる粒子が、クレンザーというかヤスリのようにフロントガラスや機体をこすってキズをつけてしまうこと、そして、エンジンに灰が溜まると停止してしまうせいだと教わった。
また飛行機の勉強になった。