選択性夫婦別姓の導入を
民主党政府がいよいよこの「選択性夫婦別姓改正法案」を、来年1月の通常国会に提出することになったらしい。
私は、大学時代から選択性夫婦別姓論者である(下記8月24日の弊ブログのとおり)。
http://blogs.yahoo.co.jp/mymomomi/33091414.html
「別姓にしたい」という夫婦だけがそうすればいいことで、「同姓にしたい」夫婦はこれまでどおり同姓にすればいいだけの話。保守ブロガーの多くが「日本の家族制度の崩壊」「家族の一体間をそこねる」などと猛反対しているのであるが、何故反対するのか、私には皆目理解できない。私自身が夫婦別姓なので、別姓でなんとも思わない。姓が同じであっても、崩壊した家族は崩壊しているし、一体感もなくなっている。姓が同じかどうかの問題ではなく、当人たちの実態、気持ち、心の問題である。これまで、泣く泣く夫の(まれに妻の)姓に変更し、あれこれ不便をかこってきた人たちの苦労が解消される。
実名を挙げて恐縮だが、NHKの渡邉あゆみさんというアナウンサーは、生まれたときが「久能木」で、最初の結婚をして「黒田」、その後離婚したがずっと「黒田」を使っていたところ、再婚して「渡邉」になられた。通常、男性では絶対ありえない改姓である。ほぼ100%、女性ばかりがこんなふうに結婚離婚再婚を姓の変更で示し続けるのは、男性が喜んで妻の姓に変える風潮が普通にならない限り、女性にとって不平等なことこの上ない。いまどきは、職場では旧姓を通称として使えるところも多いが、その「使い分けをする」という手間自体なくせる。お互い一人っ子で姓を変えたくなくて婚姻届を出せずにいるカップルも晴れて結婚できる。「○○家に入る」という、結婚に対する従来の家制度の名残も少しは薄まる。繰り返すが、同姓にしたい男女はこれまでどおり同姓にできるのである。別姓にしたい人のことはほっておけばいいではないか。
さて、これは、私が「国際結婚」関係の本を読んでいたときに出ていた話である。
日本に住む韓国・朝鮮系の人たちは、日常生活で、本名とは別の姓を通称として使っていることが多い。例えば、本名が「朴」、通称が「徳山」だとする。そして、妻が日本人で、私のように別姓を選択し、戸籍上「鈴木花子」のまんまだとする。そうなると、彼女は、人と会うごとに、内心、
「この人と私は、私が『朴さんの奥さん』だと思っているのか、『徳山さんの奥さん』だと思っているのか、それとも『鈴木花子』だと思っているのか、いつも瞬時に判断するクセがついている」
とのことだった。3つの姓を使い分けるのは、上記の夫婦別姓だけの問題ではなく、その背景も中身も、なかなか複雑な話だ。
民主党の話でついでだが、中心人物の千葉景子法務大臣は、拉致犯人の辛 光洙・元死刑囚の釈放嘆願書に「署名」していた件につき、
「うかつだった。誤解を招く結果になったのは大変申し訳ないという気持ちがある」
と述べたという。しかも、なぜ署名したのかについては、
「どういう状況で署名したか、その経緯は調べている段階だ」
と述べたという。死刑囚の釈放嘆願書という、ものすごい書類に自分が署名した理由すら覚えていないらしい。まあ、もともとこの人は、北朝鮮ラブの社会党員で、土井たか子、村山トンちゃんをはじめ、128名もの国会議員署名したのだからな。128人も・・・。許せん。
あ、ついでに、菅直人も署名したそうだ。
