超おバカなアメリカの「警告ラベル」
3月4日に、アメリカでは日本人にとってよくよく理解しがたいおバカ裁判が頻発し、おバカ度が過ぎるものには「ステラ賞」まで与えられる、という記事を書いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/mymomomi/29809871.html
さて、この手の馬鹿さにあきれている(が、興味深深の)私に、夫が、最近のアメリカ製品に貼られている警告ラベルについて書かれた記事を教えてくれた。原文は当然英語なので、以下、和訳する。
小さな液晶パネルに「Do Not Eat LDC Panel(液晶パネルを食べないでください)」←液晶面を食べ物だと思う人がアメリカにはいるらしい!
シリアルを入れるボウルの底に「Always use this product with adult’s supervision(大人の監督のもとに本製品をご利用ください)」←子供に対して警告しているの?それと、食べ物を入れるボウルがそんなに危険?
人気のスクーターに「This product moves when used(本製品は、使用すると動きます)」←当たり前だろうが!
大工さん用電気ドリルに「This product not intended for use as a dental drill(本製品は、歯科用ドリルとしては作られてはおりません)」←キ~~~~ッ!アホか!
折り畳み式ベビーカーに「Remove child before folding(お子様を置いたまま本製品を折り畳まないでください)」←いい加減にせい!
アメリカのメーカーらは、ありとあらゆる事故を想定して、おそらく、メーカー自身も「くだらない」とは思いつつ(そう願う)、事細かな警告文を製品に貼っておかなければ、おちおち物も売れないほど、アメリカという国は、カネ目当てのおバカ訴訟に満ちはてた国らしい。
この記事には、ついでに、おバカ訴訟の例が2件出ていた。
① ニュージャージー州の大学生が、2段ベッドメーカーを訴えた。その学生は、大学の寮の2段ベッドで昼寝をしていたとき、ルームメイトから大声をかけられ、驚いて、次の瞬間には床に落ちており、肩を脱臼していたという。彼いわく、「2段ベッドから落ちる可能性があることを、ベッドメーカーは事前に警告すべきであった。その警告があれば、かかる事故を事前に防止することができたかもしれない」という。大学生にもなって「万有引力の法則」を知らないおバカにもあきれるが、もっとあきれるのが、陪審員により、18万ドル(!!!!)もの損害賠償が認定された、というのである。幸いに、この請求は、あとで(多分控訴審で)棄却された、とあるが、この大学生もバカなら、陪審員も百倍バカだ。
② ミシガン州で、保険金目当てに、「自分達の所有するものに範囲を限定したつもりで」放火をしたバカ男2人がいた。しかしあいにく、火が隣の店舗に燃え移ってしまった。そして、このおバカ男2人は、「隣の店舗の延焼部分にも保険金を払え」と、保険会社を訴えた。第一審では請求棄却、しかし驚いたことに、ミシガン上訴裁判所では本請求を認めた。その後、ミシガン最高裁で否決された。
こういうバカ訴訟につきあわされるアメリカのメーカーや保険会社はいい迷惑である。この記事によれば、アメリカのメーカーは、毎年、3670億ドル(約35兆円)も訴訟対策に支出を余儀なくされている、という。
どういうわけか、わが国でも「裁判員」なる制度が始まったが、日本の裁判員がアメリカの陪審員ほどおバカでないことを祈る。しかしアメリカってどーしようもない国だな。うちの旦那は「アメリカの弁護士は国のダニだ」と言ってけなす。あなたの国は、まともな弁護士もいるんだろうけど、こんな訴訟を引き受けるようなダニが沢山いすぎるのねえ。


