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2019/12/11

子供を留学させる人

日本人の1年間の出生数が、統計を取り始めて以来、最低を記録しそうだという。

昭和41年の「ひのえうま」より、さらに低くなる。

 

もう、今後政府がどういう策をとっても、日本女性が子供を多数産むことはないだろう。

妊娠、出産とは、かなり原始的な行為だ。

男性と同じように学歴を身に着け、男性と同じように仕事をし、男性と同じように給料をもらえば、しいて結婚しなくても済む。

男性が相変わらず家事育児にも協力しなければ、なおのこと。

ハンガリー政府が「4人以上出産したら、その女性は一生所得税をタダにする」という策を打ち出したそうだが、政府の策は、永久に不変ではない。いつか変わるかもしれない。ボコボコ産むのは、恒久的に不変な「生活保護」という制度をたよる、脳みそとお尻の軽い女たちに限られてきたのではないか。

 

先般、以前勤めていた会社の女性たちに会ってランチした。

その中の一人が、

「高3の息子が、卒業したら、日本の大学に行かず、オーストラリアに留学したいって言うの」

と、でかい声で言う。声がでかくなるのも道理で、

「1年間に、学費だけで、550万円くらいかかるの。どうしよう~~」

と言うではないか。ひえ~。

私も、思わず、

「それじゃ、●●さんのお給料、右から左に消えるじゃないですか~」

と、のけぞりながら言った。彼女も、

「そうなんですよ~」

と、顔を覆った。

「それでも、親って、子供の希望に、Noって言っちゃいけないんでしょ?」

などと言うが、それはないぞ、NoならNoと言わないと老後の設計が無茶苦茶になるそ、と私は思ったけど、それは言わなかった。

海外の大学によくある話で、自国民の子女には学費は抑え目にしてある反面、留学生からは「ぼる」のだという。

 

子は一人だけで、夫婦共稼ぎだから、「頑張れば絶対にNoではない」から、つい頷いてしまったらしい。

「息子さん、英語できるの?」

と聞いたら、全然、という。これから日本の英語塾に通わせないと、と言う。

 

私が若いころと違って、いまや、海外へ行くハードルは、極めて低くなった。

私は育ちが貧しかったし、両親もド田舎の貧乏育ち、海外に行くなんて、まるで「遣隋使、遣唐使」の感覚だったから、留学なんて考えが、私に思い浮かぶよしもなかった。

それでも、たまたまアメリカ系の会社で働いたことで、すべて独学で英語を身に着けたし、たまたま行った海外の土地で、アメリカ人と知り合って結婚する機会も得た。以降、英語で仕事して食っている。

言葉も話せないうちに、いきなり親が丸抱えで留学させるって、ありなんだろうか。

個人的に、せっかく英語を身につけさせるなら、オージー英語はやめとけよ、と思うのだが、それも言わなかった。

日本の大学で2年くらい送り、その間死ぬ気で英語を勉強してから留学した方が、先々、日本の土台で働くこともあれば有利でしょ、とも思ったけど、それも言えなかった。

みんながみんな、我が子の大学の学費に2000万円かけるわけじゃあないけど、共稼ぎでも、子供は一人しか持てない、はたまた、持たないようにしないと、やっていけないのが現実。


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2019/12/10

余計な親切だったかも・・・・

先日、京浜東北線に乗っていたら、私の席の反対側に、若い白人の旅行者カップルがいた。

言葉を聞いていたら、英語話者だった。

女の子だけ座っていて、男のほうは彼女の前に立っていた。

 

すると、私の席の隣が空いた。

私は、男の子をちょんちょんして、

「Why don't you come here so that you guys can sit down together?

(こっちに移ったらどうですか?そうしたら2人一緒に座れるでしょ?)」

と勧めたら、no, no, no, no と遠慮した。

しかし、私はもう一押しして、

「I am moving to her seat (私が彼女の席に移動しますから)」

と言って立ち上がった。すると、カップルは、thank youと言いながら、私が座っていた方に移動し、2人並んで座った。私は、彼女が座っていた席に座った。

 

ここまでは、親切をしたつもりだった。

が、電車はもう東神奈川を出ていた。

もし、このカップルが、私と同じ横浜駅で下車する予定だったら、私はたった一駅だけのために、彼らと荷物を移動させてしまったかもしれない

・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・ (>_<)

 

そう思ったら、次の駅でドアが開くまえに、と、私は自分が移動した席からそそくさと移動し、あのカップルが視界から見えないところに逃げてしまった。

小市民だなあ、我ながら。

 

なまじ英語が話せるせいで、余計なことをしてしまったかもしれない。

次回から、こういうケースでは「Where are you getting off?(どこで降りますか?)」と、あわせて尋ねよう、と思った次第。

 

親切って、案外難しい・・・

2019/12/09

会社員にあって、公務員にない制度

友人の姉上が、来年3月、定年を迎えるそうだ。

大卒以来、県立高校の先生をずーっとやっている。転職歴の激しかった友人も私も、その、一つの職業を全うするというすごさには、頭が下がるばかりである。

ちなみに、その友人もお姉ちゃんも結婚せず、ずーっと実家暮らし。それで、給料の大半を旅行など趣味に注いできている。

 

私「お姉ちゃん、勤務の延長はしないの?」

友「できるんだけど、担任も持って、授業もフルでやって、それで、お給料は半額になるんだって」

私「ええ~~っ?」

友「馬鹿馬鹿しいから、延長しない、辞めるって言っている」

私「そりゃそうだよ、そんなの、体よく安くこき使われるだけじゃん」

友「そう。でもね、同僚の先生は大半延長するんだって」

私「ええ~~?そんな半額の給料でも?」

友「それでも、仕事があって行くところがある方がいいって先生、沢山いるみたい。でも、うちの姉は辞めるって」

 

私だって、そんな破格の安さで使われるくらいなら辞めるなあ。もし教師と言う仕事が好きでも、これまでと同じ仕事内容で半額しかもらえなければ、モチベーションも下がり、結果、生徒にも悪影響があるのではないか。生徒は先生を選べない。

 

ついでに聞いてみた。

私「じゃあ、お姉ちゃん、4月から失業保険を1年くらいもらって悠々すごすんだろうね」

友「違うよ。公務員って、失業保険ないんだよ。私も姉も知らなかったんだけど」

 

ええ~~?そうなんだ!びっくり!

公務員だから、民間企業と違い、倒産や廃業などにより、「失業する」という前提がないからなのだろうか。

とにかく、知らなかった。その点だけ、民間企業勤め人に分があった。